競技会場(19) サッカー

 ◆1964年大会 当初は国立競技場、秩父宮ラグビー場、駒沢陸上競技場が計画された。しかし試合間に芝を48時間以上休ませる必要性があり、さらに4グループのリーグ戦に対応するため、大宮蹴球場と三ツ沢蹴球場が新整備された。建設整備費は大宮2億3000万円、三ツ沢2億6300万円。秩父宮は国立と芝の育成をそろえるため、新たに地下排水設備を設置するなど7300万円を計上した。

 ◆2020年大会 オリンピックスタジアム、東京スタジアム、札幌ドーム、宮城スタジアム、埼玉スタジアム、横浜国際総合競技場の6会場。オリンピックスタジアム以外は既存施設で、札幌、宮城、さいたま、横浜の整備・使用料は各3億円。競技は7月22日~8月8日。パラリンピックでは視覚障害者5人制サッカーと脳性まひ者7人制サッカーが、大井ホッケー競技場で8月28日~9月6日に開催される。 (2014年12月3日東京本社版掲載)