リオデジャネイロ・パラリンピックの競泳に8種目出場する一ノ瀬メイ(19=近大)が7日、東大阪市内の近大で壮行会に参加した。

 五輪、パラリンピックに出場する唯一の現役学生となり、卒業生のアーチェリー古川、川中と気温30度を超える暑さの中で決意表明。「(20年の)東京でメダルを獲得したい。その前に1度経験できるので、一瞬一瞬をかみしめたい。パラリンピックにも注目して見てください」と語りかけた。

 壮行会に出席した3人の他には、競泳の入江陵介(26=イトマン東進)山口美咲(26=イトマン)の卒業生も五輪に出場する。2人は合宿中のため参加できなかったが、メッセージが代読された。入江は「『近大魂』を持ってしっかりと最高の成績を残せるように頑張ってきます」。山口は「リオ五輪では集大成となる最高の泳ぎができるように頑張ります」とコメントを寄せた。