リオデジャネイロ・パラリンピック陸上日本代表本隊が29日、事前合宿地の米ニューヨークへの出発前に成田空港で取材に応じ、女子走り幅跳び(切断などT44)で昨年の世界選手権3位の高桑早生(エイベックス)は「いよいよ出発。緊張もしているが、メダルを狙っていきたい」と迫る本番へ意欲を語った。

 男子400メートルと1500メートル(車いすT52)で複数メダルが期待される佐藤友祈(WORLD-AC)は「ベストを尽くし、その結果メダルがついてくれば」と気負わず活躍を目指す。男子400メートルリレー(切断などT42-47)に出る佐藤圭太(トヨタ自動車)は「(銀メダルの)五輪代表に続きたい。自分たちもいけるという勇気をもらった」と気持ちを高ぶらせていた。