爪もリオモードだ。リオデジャネイロ・パラリンピック走り幅跳び女子でメダル獲得を目指す、陸上の高桑早生(24=エイベックス)が29日、成田空港発の航空機でリオへ向けて出発した。

 空港では“リオ仕様”のネイルを初披露。両親指は金色、右手中指は日の丸、その他はリオ大会のシンボルカラーをあしらった。「ここ最近、友人から『高桑はまだ日本にいるのか!?』と言われ続けていたので、出発できてうれしいです。爪もリオモード全開です」と、リラックスした表情を見せた。

 また、リオ五輪陸上男子400メートルリレーで銀メダルを獲得した山県亮太(24)とは慶大競走部の同期で、大学時代は同じ短距離選手として練習した仲だ。「彼の活躍は同期として誇らしいです。私も目標である走り幅跳びでメダルを取って、同期に良い報告をしたいです」。高桑は走り幅跳びの他、100メートル、200メートルにも出場し、ロンドン大会以上の「6位以内」を目指している。

 陸上日本代表はニューヨーク合宿を経て、現地入りする。