日本スポーツ振興センター(JSC)は1日、2020年東京パラリンピックなどに向けて若手有望選手を海外で集中的に強化する新事業の対象に、リオデジャネイロ大会の競泳女子代表で19歳の一ノ瀬メイ(近大)を選んだと発表した。パラリンピック競技では第1号となった。

 23歳以下で20年まで継続して活動できることなどを条件に、滞在費などが支援される。

 一ノ瀬はオーストラリアに渡り、大会出場や現地の水泳クラブでの練習を計画しているという。

 五輪競技では陸上男子のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)や卓球女子の平野美宇(エリートアカデミー)ら7人が選ばれている。