平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)フィギュアスケート男子シングルで66年ぶりの連覇を達成した羽生結弦(23=ANA)が22日、取材に応じ、五輪までの1カ月半、「ゲーム断ち」していたことを明かした。フリーがあった17日の後、久しぶりにゲームをしたという。

 羽生は「スケートに集中しなきゃという気持ちもあって、身近な幸せの1つであるゲームとかイヤホンとかそういうものをいろいろ断っていた」と説明。遊ぶ間を惜しんで、「研究しなきゃいけないこととか、自分の感覚のすり合わせをしないといけなかった。ほぼ一日中スケートのことを考えて過ごした」。そのストイックな生活が、快挙の裏にはあった。