日本女子エースでSP4位の宮原知子(19=関大)は、フリー146・44点、合計222・38点で自己ベストを更新した。

 宮原は冒頭の3回転ル-プは華麗に着氷。続けての3回転ルッツ-3回転トーループ、3回転フリップも安定して決めた。しっかりした軸からスムーズな変化でスピン、全身を大きく使いステップを刻むと3連続ジャンプもミスなく着氷した。ダブルアクセル-3回転トーループ、3回転サルコーも難なく着氷。ダブルアクセルも着氷し大きなミスなく終えた宮原は演技後、両手で大きなガッツポーズをみせた。

 宮原は「自分のやれることは全て出来た。この場に来れたことが光栄に思うし感謝している。ここまでやってきたからには全て出したいと思って滑った。回りのサポートがなくてはここまで来ることが出来なかったので、悔しいが、やれることはやったので次につながると思います。まだまだ課題はたくさんあるが、見直して次につなげたい。(五輪は)想像以上に夢の世界で思う存分楽しめた。また自分のスケートを見直して頑張りたい。もっと上を目指して海外の選手の所に食い込めるようにしたい」と語った。