平昌冬季五輪(ピョンチャンオリンピック)最終日の25日、アイスホッケー男子決勝でドイツに勝ち、金メダルを獲得した「ロシアからの五輪選手(OAR)」が表彰式でロシア国歌を歌った。

 ロシア・オリンピック委員会は国ぐるみのドーピング問題で資格停止となっており、国歌と国旗の使用が禁止されている。

 表彰式では五輪賛歌が流れている最中に集まった観客がロシア国歌を斉唱して音をかき消し、選手の多くも口ずさんだ。ロイター通信によると、イリヤ・コワルチュク選手は「勝ったら歌うと決めていた」と発言した。