リオデジャネイロ五輪のメイン会場、五輪公園で15日午後、空中のケーブルを移動するテレビカメラが落下し、下にいたブラジル人女性2人が軽傷を負った。地元メディアが伝えた。

 2人は頭を切るけがをしたが、意識はあるという。事故があったのは、レスリングが行われている競技場「カリオカアリーナ2」の入り口付近。

 現場は黄色いテープで規制され、警備を担当する国家治安軍が封鎖した。付近には落下したカメラの一部とみられるガラスの破片が散乱。周囲を観戦客が心配そうに取り巻いていた。