リオデジャネイロ五輪大会組織委員会の広報責任者は15日の記者会見で、金メダリストのライアン・ロクテら米国の競泳男子選手が銃を持った強盗に金を奪われた事件について謝罪した。

 「当局に事実関係を確認した。選手が暴力にさらされてしまった。関係者におわびしたい。選手の安全を最優先で考えたい」と語った。

 14日の陸上男子100メートル決勝のレース前にジャスティン・ガトリン(米国)が観客から大ブーイングを浴びたことには「ガトリンにドーピング違反歴があるからではなく、皆さんのアイドル(ウサイン・ボルト=ジャマイカ)のライバルだから起きたという考え方もある」と見解を述べた。