リオデジャネイロ五輪に出場しているオーストラリアの競泳金メダリストら選手2人が、リオデジャネイロの選手村から観光名所コパカバーナへ夜遊びに出かけた際にチームの規則を破ったとして、オーストラリア・オリンピック委員会から閉会式への出席禁止の処分を受けた。同国などのメディアが19日までに報じた。

 2人は競泳男子のジョシュア・パーマー選手(25)と女子400メートルリレーの金など4つのメダルを獲得したエマ・マキオン選手(22)。チームメートとナイトクラブに出かけた際、一緒に選手村へ戻らなかった。

 1人で飲み続けたパーマー選手は強盗に脅され、現金自動預払機(ATM)で現金を引き出させられる被害にも遭ったという。マキオン選手は1人で選手村に帰るのを避けるため友人と居残ったが、チームの管理責任者に居場所を連絡しなかった。