東京2020組織委員会の武藤敏郎事務総長(73)が現地時間22日、ブラジル・リオデジャネイロ市内で取材に応じ、安倍首相がマリオを演じた経緯を説明した。「昨年から『リオ』でマ『リオ』との構想があり、今年に入って(組織委の)森会長から『マリオ役は総理にお願いしよう』と提案されました。森会長に直接交渉していただき、快諾いただいた、と聞きました」と裏話を明かした。

 4年後の東京五輪をPRするTokyo

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 HOUSEの来場者が、当初の計画を上回る6万7200人に達したことも報告。視察に関しては、セキュリティー面や輸送事情、施設整備に関して収穫があったといい、大会運営費の予算については「絶対的なリミットがあるとは認識していない。帰国してから」と説明。報道陣から、今年中にまとまる可能性があるか聞かれると「年内も1つの目標ではある」と話した。