リオデジャネイロ五輪の体操男子で3大会ぶりの団体総合金メダルを目指す内村航平(コナミスポーツ)ら日本代表が26日、事前合宿地のサンパウロからリオ入りした。初代表の白井健三(日体大)は「もう調整はできていると思うので、あとは気持ちの面で落とさないよう、あまり考え過ぎずに練習していきたい」と落ち着いた表情で語った。

 個人総合で2連覇が懸かるエースの内村は、空港に居合わせた人から「ウチーダ」と連呼され「ウチムラだよ」と苦笑いで返す場面も。3度目の出場とあって「五輪という実感はあまりない」と、いい意味で肩の力が抜けている様子で「体調はまあまあ。時差ぼけも治ってきたので大丈夫。みんなも結構動けていた」と手応えを口にした。

 チームは開会式翌日の8月6日の予選に向けて最終調整に入る。