羽賀龍之介(25=旭化成)がアルチョム・ブロシェンコ(31=ウクライナ)に寝技で一本勝ちし、銅メダルを獲得した。

 この階級では00年シドニー五輪の井上康生(現日本代表監督)以来のメダル獲得となった。日本男子はこの日までに行われた6階級すべてでメダルを獲得した。

 井上康生・男子監督は「羽賀は負けた試合では(膝の)けがの影響が出てしまった。ただ敗者復活戦から最後まで闘い抜いた姿は立派だった。(6人全員メダルに)死に物狂いで、死力を尽くして闘ってくれた。本当にたたえたい」と話した。