リオデジャネイロ五輪日本代表FW浅野拓磨(21=アーセナル)が、ドイツ1部アウクスブルクに期限付き移籍する可能性があることが14日、分かった。広島からアーセナルに完全移籍したが、英国の労働許可証を取得できなかった場合は他国クラブに期限付き移籍することが濃厚。その際の有力候補に挙がった。取得可否は週明けにも判明する見通しだが、申請が認められなければ、プレミアリーグではなくブンデスリーガで欧州デビューする。

 先月18日に渡英し、ロンドンで身体検査や推定4年契約の手続きを済ませた。初対面したベンゲル監督からも高く期待された。ただ、労働許可証を取得する際の基準の1つにA代表歴があり、昨年8月にデビューしたばかりの浅野が、取得できるかは微妙。特例につながる五輪でのメダル獲得も果たせなかったため、今回の話が進んだ。

 アウクスブルクは6月、アーセナルより早い段階で正式オファーを出していた。浅野は好印象を抱き、情報共有もできており不安は少ない。13日に帰国した際は「まだ連絡がない」と移籍の動向を明かさなかったが、アウクスブルク移籍となれば、日本代表FW宇佐美との共演となる。

 ◆アウクスブルク 1907年創設。本拠地はバイエルン州、WWKアレナ(3万人収容)。主要タイトルはなし。元日本代表MF細貝が在籍した10-11年シーズンに2部で2位となり初の1部昇格。1部での最高成績は14-15年シーズンの5位で、昨季は9勝11分け14敗で12位。新シーズンからディルク・シュスター新監督が就任。