ナイジェリアがホンジュラスに3-2で競り勝ち、銅メダルを獲得した。96年アトランタ大会で金メダル、08年北京大会は銀メダルに輝いており、これが3度目の表彰台。

 1次リーグ初戦の日本戦で先制点を挙げたFWサディク・ウマル(19=ローマ)(イタリア)が2得点を決める活躍を見せた。

 ナイジェリアは前半34分にペナルティーエリア右からのMFミケル(29=チェルシー)のクロスにS・ウマルが右足を合わせて先制。後半4分にはミケルのミドルシュートを相手GKがはじいたこぼれ球をFWアミヌ・ウマル(21=オスマンリスポル)が押し込んで2点目を奪い、さらに同11分、ミケルのパスを受けたS・ウマルが相手DFをかわして左足シュートを突き刺してリードを広げた。終盤にホンジュラスの反撃にあい2失点したが、逃げきった。