リオデジャネイロ五輪競泳で代表最多の7種目にエントリーしている池江璃花子(16=ルネサンス亀戸)が、50メートルバタフライで25秒50の日本新記録をマークした。12年5月に加藤ゆかが出した25秒95を0・45秒上回った。池江は100メートルバタフライ、50、100メートル自由形に続く4種目目の日本記録ホルダーとなった。

 ゴール後すぐにタイムを確認した池江は、左腕でガッツポーズ。プールサイドにあがると大歓声のスタンドに笑顔で応えた。

 非五輪種目ながら、欧州での大会で日本記録まで0・02秒に迫っていただけに「この大会でしっかり狙いたい」と話していた。狙い通りの好記録に、満面の笑みをみせていた。