3大会連続の五輪出場となった世界ランキング6位の水谷隼(27=ビーコンラボ)が、同25位のイオニス(ギリシャ)にゲームカウント4-1で勝利し、順当に勝ち進んだ。

 粘り強いカットマンとの我慢比べを制した。第1ゲームは奪ったが、第2ゲームはリードした展開から10-10とジュースに持ち込まれ、連続失点で逆転された。

 勝負の行方を占う第3ゲームは水谷が圧倒。得意の鋭角な強打が決まり、回転を使い分けてリズムを変えてくる相手とのラリーを制した。焦りが出た相手のミスもあり、11-5として流れをつかんだ。

 その後はゲームを落とすことなく、上々の滑り出しとなった。次戦は開催国ブラジルのカルデラノと対戦する。