2大会連続のメダル獲得を目指す世界ランキング5位の日本は初戦で同9位の韓国と対戦し、1-3で逆転負けを喫した。

 右手小指のケガで出場が不安視されていたエース木村沙織(29=東レ)が先発出場。最初のポイントを奪い、緊張気味だった選手たちの表情が明るくなった。第1セットを25-19であっさりと取り、快勝ムードが漂った。

 だがそこから韓国の反撃にあった。第2セットはしばらく競った展開が続いたが、9-11とされてからミスも絡んで7連続失点。わずか15点しか奪えずに落とし、1度手にした流れを手放した。

 5月の世界最終予選(1-3)に続き、相手のエース金軟景にいいようにやられた。3枚のブロックをつけてもはじかれるなど、1人に28点を奪われた。

 同じA組には同2位のブラジル、同4位のロシアという強敵がいる。1次リーグで6チーム中4位に入れば8カ国で行う決勝トーナメントに進めるが、準々決勝で優勝候補とぶつかる4位通過は避けたいところ。そのためにもライバルとの初戦は重要だったが、早くも苦境に立たされた。

 次戦は8日に同28位のカメルーンと対戦する。