橋本聖子五輪相は、安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との電話協議後に内閣府で記者会見を行い、「元アスリートという立場で次のメドがついたことを(アスリートたちは)安堵(あんど)されていると思う」と述べた。

また延期開催の時期については「年内や来年の春はなく、夏ぐらいではないか受け止めた」とした。

また安倍首相が「2022年がベストという人もいるが、(2年後の)2022年では東京五輪ではなくなってしまう」と語っていたことを明らかにした。

橋本氏は今後の日程に関して26日にグランドスタートする聖火リレーは「大会組織委員会から聖火リレーは行われない」と確認しており、「今後、4週間以内に細かい日程をすべて決定していくのは難しい」との見解を示した。