丸川珠代五輪相(50)が14日、閣議後の会見で、東京オリンピック(五輪)・パラリンピックに出場する海外選手の大会事前合宿やホストタウン交流事業での選手の受け入れについて、45自治体が断念したと明らかにした。

「非常に厳しい状況で、断念せざるを得なかったというのは残念だ」と話した。

丸川氏は理由について「選手団が大きいので1カ所に合宿を集約した、という連絡が3自治体。練習施設が日程変更や別のことに使いたいなど、確保できなくなったのが3自治体」と説明した。

千葉県が12日に陸上の米国代表の受け入れ断念を明らかにするなど、主に新型コロナウイルス感染拡大の影響や感染対策の負担が理由とみられる。