立憲民主党の枝野幸男代表が11日、外国特派員協会で会見し、東京五輪・パラリンピック開催可否について「選手のみなさんのことを考えると何とか開催したい気持ちはやまやまですが、ワクチンの効果が表れる1年延期か、中止かという選択をIOCの間で交渉すべきである」と明言した。

開催した場合には「第3波を超えるような感染の爆発を生じる恐れが非常に高い」と指摘した。また「ワクチンなどのめども立たない中で、2年ではなくて、1年延期ということをIOCと交渉して決断をした安倍(晋三)前首相の責任が大きい」と批判した。