航空自衛隊の公式ツイッターが23日、航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が東京五輪開会式前に展示飛行を行うのを目前に準備の様子をアップした。

「カラースモーク充填中! 準備は進んでいます」と、隊員が機体にカラースモークを充填(じゅうてん)する写真をアップ。豆知識も添えられ「カラースモークは、オイルと染料を混ぜたものを高温のエンジン排気に噴霧して、気化させることにより発生させます」と解説している。

また、同日朝には「朝日とともに#ブルーインパルスは、今日の日を迎えました。#東京2020#オリンピック開会日における展示飛行に臨むにあたり、準備は万全です」と朝日を浴びる機体の写真をアップ。「飛行時間帯は、本日午前中に発表します」と予告している。

この日の飛行では2つの編隊が組まれ、うち第1編隊の6機が飛行予定。入間基地発着で、国立競技場付近の上空では、2~6番機が青、黄、黒、緑、赤のカラースモークで五輪マークを描く。

ブルーインパルスは、1964年の東京五輪開会式で鮮やかな五輪マークを描いて語り草となった。今回も展示飛行での協力を想定して、準備を進めてきた。カラースモークは地上の物に色がつくなどしたため使用していなかったが、今回に向けて染料を改良した。