東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は28日、5者協議を終えて会見に臨んだ。無観客開催の想定をしているかどうかを問われ、「医療に支障を来す状況になった時、安心安全を最優先とするために無観客の決断をしなきゃいけない時が来るのではないかと思っている」と話した。

5者協議を終えて橋本会長は「開催をすることは合意しましたが、安心安全な大会開催に向けてどのように行うかを考えていきたい」と話した。国内スポーツイベントなどに準ずる形で6月までに国内の観客上限を決めることで合意したと明かし「できる限り多くの方に東京大会を観てほしいというのもある。適切にお答えできる準備をして6月まで判断していきたい」と話した。