丸川珠代五輪相(50)が22日、閣議後の会見で、来日した東京五輪のウガンダ代表選手団から新型コロナウイルス陽性者が1人出たが、空港で濃厚接触者認定することなく、残りの8人が事前キャンプ地に入ったことについて、問題ないとの認識を示した。

現在の入国時の検疫では、抗原検査などで陽性かどうかを調べ、濃厚接触者については受け入れ自治体の保健所が判定する仕組みとなっている。丸川氏は今後も各自治体の保健所が濃厚接触者認定を行うかについては「はい」と答え、現行通り行うと示唆した。

丸川氏は「自治体に受け入れ場所を作っていただいているのは、まさにバブルを作るため。ウガンダの方も、他の方と接触しない形で移動している。受け入れ待機場所、つまり彼らが過ごす場所で管理され、接触される方にも毎日検査している」と説明。「徹底した管理の中で、万が一、検疫で引っ掛かった方も、そのままバブルの中に入ったままの状態で、待機すべき場所に行っていただく」と話すなど、徹底した管理体制を強調した。