東京オリンピック(五輪)・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長(56)と武藤敏郎事務総長(78)が五輪最終日の8日、都内のメインプレスセンター(MPC)で大会総括会見を開いた。

7月23日の開幕後、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出て、日本まで来ながら試合に出場できなかった選手について、橋本会長は「19名でした」と明らかにした。棄権したりチームごと出られなくなったりした海外勢の選手で、その無念さについて「言葉では言い表すことができません。19人が果たしてきた功績をしっかりとたたえたい。日本に来てくださったことに感謝の気持ちを伝えたい」と思いやった。