国際パラリンピック委員会(IPC)担当者は24日、都内のメインプレスセンターで行った会見で、この日開かれる東京パラリンピック開会式にニュージーランド選手団が新型コロナウイルス感染予防策として出席しないと報告を受けていると明かした。

IPC担当者は「慎重にしていたい、とのことだった。安心安全な環境を認識しながらも、選手の間での決断は尊重しなければならないとのことだった」と説明。さらに「通常の大会と比べ、短縮されることになっている」とコロナ対策の一環を強調しつつも、予防策としての欠席は「残念だが、やむを得ないことだ」との認識を示した。