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荒木V2!最強挑戦者破った/ボクシング

 日本ミドル級タイトルマッチ10回戦
 ◇1日◇大阪市中央体育館サブアリーナ◇観衆2500人

 王者荒木慶大(30=泉北)が2度目の防衛に成功した。足と左ジャブを駆使したボクシングで同級1位保住直孝(29=ヨネクラ)に3―0判定勝ち。世界戦経験もある強豪を退け、国内最強を証明した。今後は日本を卒業して東洋太平洋王座を狙う。敗れた保住は東京での再戦を希望した。荒木の戦績は14勝(7KO)1敗、保住は23勝(20KO)4敗1分け。

次は東洋だ!

 判定を聞いた瞬間、荒木は突っ伏して両拳を2度リングにたたきつけた。「すべて相手が上」と話した強敵保住に判定勝ち。リングで長男の昌慶君(4)を抱いて「めちゃ強かった。めちゃうれしい」と声を震わせた。

 足と左ジャブで打撃戦を制した。ガードを上げて前進する保住をワンツーで迎撃。勝負どころではパンチ力で上回る相手と勇敢に打ち合った。手数、有効打で判定勝ち。右の鼓膜が破れた激闘に「最終回は危ないと思った。勝ったことに自信を持ちたい」と笑った。

 昨年7月にV10を狙った鈴木から王座獲得。そして、元日本、東洋太平洋ミドル級王者で世界挑戦の経験もある実力者も下した。「保住選手に勝ったので次は上を目指す」と荒木は国内卒業を宣言。陣営も東洋太平洋同級王者ソリマン(オーストラリア)への挑戦を狙う。社会人野球から25歳で転向した2児のパパが、日本最重量級で名実ともに頂点に立った。【益田一弘】


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