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G大阪“浦和に5差追走”ラスト5戦カケる

<G大阪3−1大分>◇24日◇第10節最終日◇万博

 G大阪がV争いに生き残った。大分の奇襲に前半は0―0と思わぬ大苦戦を強いられたが、後半8分にMFフェルナンジーニョ(23)が決めた先制点をきっかけに復調。3―1と振りきり、首位浦和に勝ち点5差の2位をキープした。次節31日は勝ち点で並ぶ3位市原と激突。逆転優勝を信じ、ラスト5試合に臨む。

 迷いと焦りを断ち切った先に勝利があった。G大阪が「我慢」をキーワードにV戦線に生き残った。

 我慢比べは試合開始前から始まっていた。守備的に来ると見越していた大分が3トップの布陣であることが判明。西野監督も「予想していなかった」と面食らい、ボランチ宮本は「自分が下りて4バック気味にやりましょうか?」と進言した。だが指揮官は決断した。「自分たちの形でやろう」。我慢を貫いた。

 前半は「あまりにも悪すぎた。パスの精度、ディフェンスの厳しさもなかった」と遠藤が顔をしかめるほど単調な内容。それでも、あがくことなく無理に仕掛けなかった。引き分けだった前節広島戦。待ち構える中盤のプレスにはまり速攻で失点した。同じ轍(てつ)を踏むわけにはいかなかった。

 「我慢して機を見ての戦いだった。1点取れれば加点できる」と指揮官。0―0で45分を耐え、後半一気にため込んだ力をぶつけた後半はフェルナンジーニョの2発などで3―1と、快勝劇を演じた。

 「第2Sの目標は優勝すること」。今ステージだけで7ゴールを量産する助っ人は言い切った。両親らの来日とアナルシア夫人(23)の病気入院が重なった夏場の心労が解消され、サッカーだけに集中できるようになったことが好調の要因。フェルナンジーニョも我慢の時を経て、逆転Vへのけん引役になった。

 「次は引き分けでも終わり。ヤマ場になる」と遠藤が力を込めた。次節は3位市原とのV争い生き残りマッチ。耐えてつかんだこの1勝をチームの力に変える。 【西尾雅治】


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