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滝川二・樋口「僕のプレー見て下さい」/高校サッカー

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 前略、Jリーグスカウトの皆様へ。僕のプレーを見てください―。5日、準々決勝・東福岡に挑む滝川二(兵庫)の司令塔・樋口富夫(3年)が、Jリーグ入りをかけて国立進出を誓った。

 ケガに泣き続けた樋口にとって、今大会はアピールのラストチャンスだ。秋の国体は左ヒザ半月痛の手術で辞退。アピールもできず、Jクラブへの練習参加も不可能だった。復帰したのは兵庫県予選の準決勝から。全国切符をつかみ、最終仕上げに入っていた12月26日、今度は紅白戦で左手首を骨折した。

 初戦の室蘭大谷戦はギブスが危険とみなされ無念の欠場。「もうダメか…」。不運を嘆くしかなかったが、PK勝ちで仲間がチャンスを与えてくれた。鳴門戦は医者に無理を言ってギブスを半分に切り、試合では上半分だけを取り外して執念の復帰。高知戦では得意の左足のCKから先制点をアシストし8強に導いた。

 黒田和生監督(53)は「FKは最大の武器。1試合ごとに成長が著しい」と、名古屋、京都などに売り込んでいる。4年前に滝川二が4強進出した時のFW林(市原)など、過去、選手権の活躍が認められプロ入りした選手も多い。「自分もそうなりたい」。樋口の左足が自らの夢と、チームの4年ぶり4強を手繰り寄せる。

<写真=骨折した左手首にギプスをつけながらもJリーグ入りアピールに燃える滝川二のMF樋口=東京都内の国士大グラウンド>

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