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広島意地みせた!J1復帰へ新たな戦い ◆天皇杯・準決勝(埼玉スタジアム) 京 都 2 ― 1 広 島 2―0 0―1 猛反撃も及ばず、サンフレッチェが準決勝で姿を消した。前半に2点を先制されたものの、後半に入ると見違えるような攻めを見せ、MF森崎浩司(21)のゴールで1点差に詰め寄った。その後も何度も京都ゴールを脅かしながら、あと1点が奪えず涙を飲んだ。だが最後まであきらめずゴールを狙い続ける姿勢に、サポーターは大きな拍手を送った。天皇杯4強の自信を胸にJ1復帰へ…。広島の新たな戦いが始まる。 森崎浩ゴールも届かず…ロスタイムの3分が過ぎ上川主審のホイッスルが鳴り響いた瞬間、広島にとって苦難に満ちた2002年のシーズンが終わった。引き揚げる選手の表情には、悔しさの中にも充足感が入り交じっていた。前半に2点を失いながらも、後半はテーマである攻撃的サッカーを貫いた。「残り時間がわずかになっても、熱いハートを見せてくれた。そんな選手たちを誇りに思う」。試合後、小野剛監督(40)も満足そうな表情を見せた。 前半は京都のスピードあふれる攻めに翻ろうされ、実に11本のシュートを浴びた。20分までに2点を入れられ、あきらめムードが漂いそうな展開だ。だが今の広島は決して下を向かない。全員がアグレッシブな守備で高い位置でボールを奪い、次々とカウンターを狙っていった。そこにはシーズン中に自信を失い、打ちのめされた姿とは別人のようなイレブンがいた。 悪夢のJ2陥落から1カ月、サンフレッチェは天皇杯4強という大きな自信を得た。それも横浜、清水という強敵に完勝しての結果だ。30メートルの豪快なミドルシュートを決めた森崎浩は笑顔を交えて言った。「みんな考えていることが一緒になってきたし、攻守のバランスが良くなった。チームとしての自信が付いてきました」。その言葉は、選手全員の気持ちを代弁している。来季はJ2で44試合という過酷なシーズンが待っている。だが今回の天皇杯で得た自信と感触は何よりも大きい。このサッカーを続けていけば、1年でJ1復帰を果たすのは間違いない。【中上 博】 | |
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