水上の仕事場を離れても海が大好き! 女子ボートレーサーの魅力に迫る「ビューティフル・ボートレース」。今回は竹井奈美(25=福岡)を紹介する。5月にファン投票で選ばれるSGオールスターに初出場を果たすなど人気、実力とも上昇中。水面で果敢に攻める彼女は、プライベートもアクティブ。休日には自転車にまたがり、マリンスポーツが趣味の夏ガールだ。

5月にオールスター初出場を果たすなど人気上昇中の竹井奈美
5月にオールスター初出場を果たすなど人気上昇中の竹井奈美

 -どうして選手に

 竹井奈美 父とボート場にレースを見に行ったのがきっかけです。小学生の時だったけど、レースをしている姿とか、エンジン音が格好いいなあと。その時から選手になりたいと思っていました。高校を卒業する前にやまと学校(ボートレーサー養成所)を受けて、1回で合格しました。

 -ボートレーサーになって良かったことは

 竹井 自分がやればやるだけ、成績が良くなったり、収入につながるところですかね。会社員の人だと、そんなにお給料って変わらないじゃないですか。「プロ」という仕事にも憧れていたし、応援してくれるお客さんがいるというのはうれしいです。

 -弟の竹井貴史(23)もボートーレーサー。家族に同じレーサーがいて、何かいいことはあるか

 竹井 う~ん、あまりないですね(笑い)。会うことも少ないんですよ。でも、電話でアドバイスをしたり、メールなんかで連絡を取っていますよ。

沖縄県・石垣島の平久保崎でピース。左は小野生奈
沖縄県・石垣島の平久保崎でピース。左は小野生奈

 -最近始めたことは

 竹井 自転車ですね。最近、ロードバイクを買ったんですよ。同じ福岡支部の犬童千秋さんや、ほかの先輩たちが乗ってるのを見て、自分もやってみたいと思って買いました。体を鍛えるため、っていうのもあるんですよ。

 -休みの日には何を

 竹井 夏になったら泳ぎに行きます。泳ぐのが好きなんです。中でも、沖縄が好きです。水上バイクをしたり、スキューバーダイビングは免許も取りました。

福岡支部の女子選手と遊戯施設でエンジョイ。右から小野生奈、小野真歩、竹井奈美、渡辺優美、高田綾、竹野未華
福岡支部の女子選手と遊戯施設でエンジョイ。右から小野生奈、小野真歩、竹井奈美、渡辺優美、高田綾、竹野未華

 -好きな男性のタイプは

 竹井 芸能人でこの人が好きってのはないんですけど、やさしくて、おおらかな人がいいですね。見た目よりも内面重視ですよ。

 -地元の自慢は

 竹井 私は福岡県の苅田(福岡県京都郡苅田町)というところの出身なんですけど、そこの「との川」というお好み焼き屋はよく行ってました。同級生の家なんですけど、地元の人ならだいたい行ったことがあるくらい人気です。北九州空港からも近いので、ぜひ寄ってみてください。

 -最後にボートレースの魅力を

 竹井 レースを生で、目の前で見てもらいたいですね。水面際で見たら、迫力に絶対に興奮するし、好きになると思います。テレビで見ないで、ボート場に来てください!

(次回は7月14日更新予定)


 ◆竹井奈美(たけい・なみ) 1989年(平元)7月31日、福岡県生まれ。104期生として09年5月に福岡でデビュー。同年11月の宮島で初1着をマークし、12年戸田で初優出(6着)。14年の獲得賞金は2235万9500円。151センチ、45キロ。血液型A。