みなさま、こんにちは。平昌五輪、楽しかったですね。レース参加中の観戦が多かったのですが、宿舎やレース場では、その話題で持ちきりでした。

SG・5競走=GRANDE5(グランデファイブ)のメダルを掲げる毒島誠(15年住之江GP2着金メダル=左と同年尼崎クラシック3着銅メダル)※GPの1着はプラチナメダル、2着が金メダル
SG・5競走=GRANDE5(グランデファイブ)のメダルを掲げる毒島誠(15年住之江GP2着金メダル=左と同年尼崎クラシック3着銅メダル)※GPの1着はプラチナメダル、2着が金メダル

 僕は特に2つの視点で注目しました。まず女子のスピードスケートです。小柄な選手が多く、体の使い方や姿勢がボートレースのモンキーターンに似ているからです。コーナーを曲がる所の筋肉の使い方が同じ感じなのです。

 以前、テレビで小平奈緒選手のトレーニングを見たことがあり、体幹や自転車、一本げたのトレーニングは実は僕も取り入れています。それ以外も取り入れたいくらいです。そこも含めての応援に力が入りました。さらに女子団体追い抜きは、夜遅くにもかかわらず、宿舎で後輩と「ヤッター」と大喜びしました。陸上400メートルリレーのバトン技術もそうですが、日本選手らしいゴールまでの一体感は全員の思いをつなぐ金メダルだったのではないでしょうか。

 2つ目は同じ競技者としてです。五輪に出場すること、そこで目標を達成したことは、とてもすごいことです。どんなことにも共通しますが、仕事や勉強、趣味などで目標を持つ大切さや頑張る勇気を頂きました。メダルを獲得した選手が注目されますが、メダルに届かなかった選手の戦う姿も見られたことがうれしかったです。

 僕もボートレースを通じて、そんな姿を見せられるよう、精いっぱい頑張ります。(ボートレーサー)