皆さま、こんにちは。やりました! 7月はSG若松オーシャンカップ、G1平和島で連続優勝することができました。コラムを始めて1年半で、2回もSG優勝ができたのは日刊スポーツ読者を含め、皆さまの応援のおかげです!

走行中のデータ収集をする毒島誠(手前)
走行中のデータ収集をする毒島誠(手前)

 さて、前回お話しした鈴鹿8時間耐久レースに「MotoMap SUPPLY」の総監督として行って来ました。昨年までは応援だけでしたが、まさかの大役に正直緊張しました。フリー走行を含め4日間、準備を含めると丸1年の長期戦で国内最高峰のレースです。ライダーもサポートもピットクルーも気合の入り方は、年末のグランプリ並みです。そんな空気はやはり大好きで、とても心地が良かったです。

 ツイッターなどでも監督業務は何をしてるの? と質問されました。予選を含め走行中のチームのデータ収集が主です。ライダーのサポートやチームの空気作り(くだらないことを言って皆、苦笑い)やピットウオークと呼ばれるサイン、握手会などに参加しました。ボートファンにも来て頂き、ボートレースとバイク業界との小さな架け橋を作れたこともうれしかったです。

 本番は天気に大きく左右される展開でした。スタート直後は60位まで後退しましたが総合23位、クラス4位で無事に8時間を走り切りました。来年は必ず表彰台へ、とチームで誓いました。個人競技のボートレースと違い、スタッフ全員が結果のために働くチーム戦は、僕の今後のレーサー人生において、とても勉強になりました。(ボートレーサー)