【三上広隆・方艇式】

 ◆8、12R

 今節のニッカン・コム杯は4日間の短期決戦をポイント制で戦う。まず初日は今節の主役候補、重成に期待する。14号機の複勝率は24・3%と低く、「乗るごとに下がっていた」と感触ももうひとつ。それでも「回転だけは合っていた。好きな音だった」と長所を挙げた。プロペラを大きくたたいて臨む初日は、8Rは3号艇、12Rは1号艇。機力が普通クラスになれば、十分連勝が期待できる。

 初日選抜メンバーで最も複勝率の高い機を引いたのは鳥飼。47・8%の15号機で前検6秒69の1番時計をマークした。ただ「伸びだけで乗りづらい」と修正は必要。地元の平石と鈴木も感触こそ良くなかったが修正できる範囲とみる。福田、片岡は戦えるレベルも短期戦だけに早い段階で完調に持っていきたい。