【前検リサーチ】

 今節からエンジンに凍結防止パイプを装着。さらに前回使用から半月あるいは1カ月も期間が開き、一般的には回転の上がりが悪くなると言われがちだ。ところが、前検は気温が低い影響もあったのか、相対的にまずまずの手応えを口にする選手が多く見受けられた。 

 近況エース級の動きを誇る47号機は村上遼の手に渡った。「スタートが届かない浜名湖で届いた。回った後がいい」。初日5&9Rは上昇機の威力をまざまざと見せつけたい。後半9Rで村上と顔を合わせる河野大は前節優勝のメーカー62号機をゲット。ひと頃の迫力こそ薄れたものの「行き足がスムーズだし、全体を通して悪くない」と一定の評価を下した。中山雄太は回り足、渡辺雄朗は出足に好感触をにじませた。

 前検1番時計は初日ドリーム組の磯部誠がマーク。江崎一雄や伏見卓も伸びの良さをアピールした。