【前検リサーチ】

 武富智亮の相棒となったのは、複勝率27・6%の62号機だった。実績をあまり残していないエンジンで、前回使用した別府正幸も調整に苦労していた。「行き足とターン後の立ち上がりが鈍かった。下がることはないけど、手前から置いていかれる」。初日は3R5枠と11R1枠。特選の好枠を生かすためにも立て直しが急務だ。

 上田隆章、上之晃弘、森野正弘、高田明が好調な動きをアピールした。上田は複勝率41・3%の46号機。「ぐいぐい出ていく足じゃないけど特訓で雰囲気がいい」と期待を寄せた。