【窪寺伸行・方艇式】

2日目のイン逃げは6本。ただし、6Rで小川が高額配当を演出し、7Rは烏野が破れるなど波乱の空気も漂ってきた。

そんな中、西村拓が目立つ動きで得点率トップに立った。「トップクラス? だと思います」と伸びは節一級。さらに3&1枠を残す強みもある。実戦足のいい牧が2位。地元の西村勝は伸びで威張れないが、そつなく3位に付ける。優出ボーダーは7・60に想定。15位タイの馬袋は連勝で7・33、松村も7・50まで。結果を残して相手待ちに。

ボーダー近辺では吉田一の行き足が強め。原田の出足もいい。大橋も悪くはないが、3日目は中外枠。2R4枠の得意位置で勝って12R6枠につなげたい。森高は平凡機に手を焼くが「今が一番まし」。機力に多くを望めないなら、巧みに展開の隙を突くしかない。