マスターズリーグ第7戦は、第12Rで優勝戦が行われた。

福田雅一(50=香川)が、大逆転の2M差しで今年初優勝を飾った。15年3月下関以来、約3年8カ月ぶりの美酒は、通算50回目の優勝となった。

進入は枠なりの4対2。イン大場敏がコンマ05のトップスタートから先マイしたが、1Mでやや舟が浮いた。そこを2コース渡辺英児が差した。

大場はバック過ぎにコースを内へ変えて伸びると、2Mは先行する渡辺と大競り。バック3番手の福田は、がら空きの差し場を先に回り、抜け出した。

「今日は(妻のボートレーサー平山智加と)10回目の結婚記念日。まさか、あんな展開になるとは思わなかった。久しぶりの優勝でうれしい」。

エース29号機の宮迫暢彦が2着に浮上して、混戦の3着争いは大場が盛り返して取り切った。