常滑ボート「ニッカン・コム杯」が27～30日に開催される。優勝争いの中心となるのは地元のスター池田浩二だが、F2のハンディを抱える。06年の当地周年記念を制した山本隆幸が対抗格。今期好調の土屋智則、谷野錬志、原豊土、松下一也らもVを争う。

年度末の4日間シリーズは、池田浩二が優勝争いの中心に座る。1月末のG1からつ周年を制するなど、今期も絶好調だった。だが、2月の津G1東海地区選準優でフライングを切り、F2の身となった。さすがにスタートは慎重にならざるを得ない。そのハンディを克服できるかが鍵だ。

対抗となるのが、山本隆幸。06年の周年記念を制した験のいい水面。今期は大村、尼崎で連続Vと好スタート。衰えぬ攻撃力を武器に、当地3度目の優勝を狙う。好調さでは土屋智則も負けてはいない。1月末から蒲郡、桐生と連続優勝。多摩川G1関東地区選でも準優3着と活躍した。前節尼崎でのフライングがマイナス材料だが、自身初優勝だった09年以来の当地Vを見据える。

旋回力に定評がある原豊土、堅実な走りを見せる谷野錬志、谷川祐一、若手では春園功太らも侮れない。