【予選チェック】

 茅原悠紀は3日目3R終了後から試運転と整備を繰り返し、慌ただしくピット内を駆け回った。「全部の足がひどかったので、やれることは全部やって最善を尽くしました。最後の足合わせの感じが良かったので、大丈夫だと思い込んで走ります」。得点率は30位。もちろんこのままでは終われない。いいイメージを持って4日目1、10R、17点ノルマの勝負駆けに臨む。

 池田浩二は3日目12Rを2M逆転で今節初勝利を挙げた。しかし、気配は平行線のままだ。「リング2本換えたけど、変わらない。普通」。納得の足を求めての模索が続く。

 得点率トップの三井所尊春は成績のみならず、機力でも抜けた存在。2位タイの山崎智也も「日を追って良くなっています。行き足から伸びがいいです」と着実にムードは上向き。丸岡正典は「伸びはましになったと思うけど、まだペラが合い切ってません」と調整の必要性を口にした。