柴崎淳(28=三重)が、地元四日市G3に続く決勝進出を果たした。準決10Rでは、サマーナイトFを制したばかりの近藤龍徳が前回りで積極的な競走を敢行。近藤が失速気味となった最終2角で木暮のまくりに合わせて自らまくり上げ、1着で決勝行きを決めた。

 「展開は思った通り。あれで行かれたら、タツ(近藤)の頑張りが無駄になってしまうので」。後輩の熱い思いはしっかりとくみ取れた。地元戦後に熱中症になり、1本欠場して今回は約1カ月ぶりの実戦だった。完調手前でも侮れない1人だ。