S級1班に復帰した坂本亮馬が、得意バンクで躍動する。

 6月の久留米G3では、2年ぶりの地元Vに迫る決勝2着。1予からはい上がり、あと1歩にまで迫った。直後の函館は初日特選8着、準決6着で敗退の不振。久留米の疲れが出たと思いきや、答えは意外だった。「また自力に戻そうと思って。函館は自力で戦ったので」。今開催同配分の稲吉悠大をちぎるほどの先行練習をしたそうで、機動力を取り戻すために奮闘している。

 大宮は昨年完全Vを決めた実績のある舞台。初日から練習の成果を見せつける。