【東和弘・東MAX!】

 今回の脇本雄太はけたたましいほどに強い。その脇本に対し、2度も抵抗したのが吉沢純平だった。初日に続き、準決11Rでも気迫を前面に出して前に出た。「セオリー通りに後ろから押さえて、あれしかできないです…。突っ張りたかったけど、無理でした」。結果は4着だったが、内容は濃かった。昨年大けがを負い、3月の玉野G3から実戦復帰。まだ4カ月ほどしかたっていないが、脚力も戦う気持ちも着実にレベルアップしている。

 ◆10R 吉沢を応援する。最終日ぐらいはまくりに構えてもいい。(1)(2)、(1)(5)、(1)(7)流しの21点。