予選6Rは畑段嵐士(25=京都)が最終ホームからのロングまくりで2着に入り、2予進出を決めた。

 実は、これがG3初の1予突破。「初日こけなかったのは初めてなんです」。高松、玉野と1予落車棄権の憂き目にあっており、ようやく無事完走で勝ち上がれた。

 作戦勝ちでもあった。「前に他の先行型と上原(龍)さんとの3分戦のときに、上原さんにまくり追い込みをされたので、今日は同じ踏み方をするつもりでした。事前に北川(紋部)さんにも『まくり追い込みが来るから(車体を)振ってくださいね』ってお願いしておいたんです」。過去の経験を生かしてのワンツー決着にドヤ顔で引き揚げていった。