こんにちは。

 3日の京王閣S級は長島大介選手(28=栃木)が今年初優勝を飾りました。堀内昇選手のカマシに乗っての鮮やかな追い込み。特選1着、準決2着も含めて連日のレース内容が力強く、今、かなり調子がいいようですね。3月27~29日に宇都宮バンクで行われた支部合宿と、今回から導入した新車の効果は絶大。次走予定の名古屋F1、そして5月平塚の日本選手権も楽しみです。

3日の京王閣で今年初Vを飾った長島大介選手(撮影・栗田文人)
3日の京王閣で今年初Vを飾った長島大介選手(撮影・栗田文人)

 話は変わりますが、4日はかつて日刊スポーツの看板競輪記者だった岩瀬伸一さん(享年51)の命日でした。故人を覚えているオールドファンもいらっしゃると思います。当時、当方はボートか競馬担当で、岩瀬さんの下で競輪担当をしたことはないのですが、家が近所だったこともあって大げさでなく毎晩飲みに連れて行ってもらいました。まさに心の師匠です。00年に亡くなってからもう18年。いつの間にか年齢を超えてしまいました。

在りし日の岩瀬伸一さん
在りし日の岩瀬伸一さん

 毎年、ウオーキングがてら(師匠、すんません)お墓参りに出掛けていますが、特に今年は6年ぶりに担当に戻ったことを報告し、気持ちを新たにしてきた次第。師匠を始め、本紙評論家だった鈴木保巳さん、昨年亡くなった棚町文弥先輩など、多くの先達のおかげで今がある、とあらためて感じております。

 当方の次回の出番は7日からの伊東F1。面白いネタを拾うと同時に、もちろん予想も頑張ります。【栗田文人】