11月20日から、小倉で初めてのナイター6日制G1「競輪祭」が開幕します。競輪発祥の地・小倉にやって参りました。

やってきました小倉競輪場!
やってきました小倉競輪場!

競輪祭やミッドナイトでおなじみの競輪場ですが、検車場や敢闘門の裏手は、映画「ガチ★星」のロケ地でもあります。初小倉の私、「聖地巡礼」のように写真を撮ってしまいました。

これが本当の「敢闘門の向こう側」(失礼しました…)
これが本当の「敢闘門の向こう側」(失礼しました…)
敢闘門と検車場とをつなぐ階段。競輪祭ではおなじみですね
敢闘門と検車場とをつなぐ階段。競輪祭ではおなじみですね

ちなみに地下のように見えていたのですが、検車場は2階だそうです。

GP出場の賞金ランクでボーダーラインの山田英明(左)と、かつてボーダーを経験した吉田敏洋
GP出場の賞金ランクでボーダーラインの山田英明(左)と、かつてボーダーを経験した吉田敏洋

さて、そんな「敢闘門の向こう側」に、男が2人…。18日現在、賞金ランク11位の山田英明(35=佐賀)は、グランプリ出場争いの真っただ中。そこに登場したのが、16年の競輪祭でGPを寸前で逃した吉田敏洋(39=愛知)でした。吉田は「おれはわかるぞ、おまえの気持ち」と笑顔で語りかけると、山田は「ありがとうございます」とニッコリ。タイトル、何よりGPにあと少しで手が届くというところでのシビアな賞金争いは、経験者にしかわからないプレッシャーなのでしょう。

男子は6日間で5走というハードな戦いが繰り広げられます。みなさま、ぜひ日刊スポーツ本紙で、またはPDF新聞でお楽しみ下さい。【山本幸史】