6Rを走る川口雄太(21=徳島)は4代続く競輪一家だ。この道に進むことに全く迷いはなかったのだろう。

 「そうですね。でも、父(川口秀人)にはかなり反対されたんですよ。デビューしてみて父が反対した気持ちも分かるようになってきました(笑い)」。

 まだ優勝がなく、もうひと頑張りといった状況だ。「長い距離ももがけるようになったし、あとは攻める気持ちです。3場所、準決で飛んでるので今回こそはと思ってます。早く結果を出して、父に競輪選手になって良かったと言いたいです」と気持ちは入っている。