成田可菜絵(30=大阪)がトラウマ払拭(ふっしょく)に燃えている。予1・2Rは道中4番手から流れ込んで4着止まりも「今日は怖さがなかった」と振り返った。

 当地は昨年7月にデビューした思い出のバンクだが、その時の成績は7、6、6着と散々。「カントもきつくて、何が何だか分からないうちに終わっていました。師匠(古原勝己)にも随分怒られて、しばらくは何回も前橋の夢を見たぐらい」と苦い思い出があった。だがその苦手意識も初日のレースで消えた様子。予2・1Rは「明日が勝負ですね。前前自力で頑張ります」と一発を狙っていた。