先行不在だった1R一般戦は、前受けした武井克敏が打鐘すぎに先行。

 その番手に付けたベテランの井上達雄(50=東京)が、絶好位置から抜け出して、昨年11月の小田原以来の1着を飾った。「まさか(愛知の)武井君が逃げるとは思わなかったね」と笑顔で話して、逃げた武井に「ありがとう」と感謝の言葉をかけた。前日のメンバー発表から目標不在に頭を抱えていたが、結果的に武井マークを選択したことが正解の一戦だった。